ピアノと京都のブログ

大人のピアノ練習や京都のことなど..

スポンサーリンク

ピアノクリーニングで30年使用のグランドピアノがピカピカになった

引っ越しを機にグランドピアノのクリーニングをしました。

 

 

引っ越し前はクリーニングをする予定はなかったのですが、


ピアノ運送の際に、


『ピアノの内部にカビが出ていますよ』


と言われて…

 

 

それは大変だ… と心配になって


ピアノクリーニングでカビ取りをしてもらうことにしました。

 

 

カビ取りもですが、

わたしのグランドピアノは購入してから30年ほど経つ古いピアノなので、


外装の劣化や剥がれ、金属部分のサビ、くすみなどが気になっていて、


新居に運んでもらう前にピアノをきれいにしてもらおうと思ったのです。

 

 

 

 

 

 

ピアノクリーニングの内容や料金は業者さんによって様々だと思いますが、


わたしの場合は、引っ越しでピアノをしばらくのあいだ預かってもらっていたので、ピアノ運送会社さんがされているピアノクリーニングをお願いしました。


料金は5万円

(運送料金は含みません。)

 

kyoto888.hatenablog.com

 

 

ピアノクリーニングの作業期間は1週間ほど

 

 

30年以上前に購入したグランドピアノですが、クリーニングをしてもらったのは今回が初めてです。


1週間以上ピアノを預けてまではなかなかできないですからね…

運送費用もかかりますし。

 

 

今回も、運送業者さんにカビが生えていると言われていなかったらクリーニングをしていなかったと思います。

 

 

ちょっと予定外の費用がかかってしまいましたが、結果的にクリーニングをしてもらって良かったです☆

 

外装は新品のようにピカピカになりました。

 

 

ピアノが古いので、ピアノの楽譜台やフタの表面の黒い塗装部分などは自分で専用のクリーナーを使って掃除しても、ある程度までは綺麗になっても それ以上きれいにはならず限界があったのですが、


ピアノクリーニングをしていただいたら、白っぽくなっていたところや、くすんでいた部分、色あせなどが黒々となり、ツヤが出て とても綺麗になりました。

 

 

今回のクリーニングでは、ピアノ表面の傷までは修復できないのですが、

塗装部分はツヤツヤピカピカになりました。

 

 

すごく綺麗になったので、

ピアノの黒い部分が鏡のようになって部屋の中のものをあれこれと全部写し出してしまうため…


全体をお見せできず一部分の画像だけになりますが。

 

 

ピアノクリーニングで30年使用のグランドピアノがピカピカになった

 

 

 

あと、ピアノのペダルやピアノの脚のキャスターなどの金属部分も、サビたり茶色っぽく変色していたのが、

新品に取り替えた?と思うくらい美しくなりました。


ピカピカ輝いていて、弾いていても気分がいいです♪

 

 

グランドピアノのペダルがピアノクリーニングできれいになる

 

 

キャスターも金色に光り輝いてピカピカ

 

30年以上使用しているピアノとは思えないほど綺麗になりました。

 

 

キャスターもピアノクリーニングで金色に光り輝いてピカピカ

 

 

 

kyoto888.hatenablog.com

 

 

 

何年か前に自分でペダルなどの金属部分を磨いたことがあって、それでも綺麗にはなったのですが、ものすごく時間がかかって大変でした。


その時に使ったのは、

ピアノコンパウンドというものです。

 

 

 

ピアノコンパウンドでペダルなどはピカピカになります。

 

ただ、サビがひどかったのか、わたしの場合はものすごく時間がかかりました。

 

1日にひとつのペダルを磨くのがやっとというくらい時間が多くかかり、腕などがかなり疲れました。。

 

 

 

クリーニングをお願いしたピアノの運送業者さんは、


『ピアノはクリーニングなどしながらお手入れをしてあげると一生使えますよ』


と言われていました。

 

 

何年か前に、ピアノの調律師さんからは、

 

このピアノ、あと30年は十分使えますよ

 

と言われたことがあります。

 


30年ほど使用して、さらに30年も使えるとなると、ほんとに一生くらい使える感じになりますね。

 


今回、ピアノの内部のフェルト部分の汚れなどはとれていないですが、それをキレイにしてもらうには、たぶんもう少し費用がかかりそうです。

 

 

機会をみてオーバーホールをしてもらおうかと何年か前から考えていたのですが、


楽器店の下請けでオーバーホールをされている調律師さんの話では、


楽器店を通さずにその調律師さんに直接オーバーホールをお願いした場合、30万円ほどかかるということでした。


楽器店のオーバーホールの見積もりでは60万円以上していましたので、大分価格差があります。

 

 

楽器店の下請けでオーバーホールをされている調律師さんからは、

 

60万円以上もお金をかけるならオーバーホールより中古ピアノを買うほうがいいよ

 

と言われました。


まあ…

購入してから30年、40年も経つピアノの中身を全部新しいものに替えたとしても、その他の部分は古いままですからね…


そのオーバーホールでは変えられない部分の劣化は音にどう影響するのか…気になるところです。

 

 

そんな心配もあるので、もういっそのこと、オーバーホールはやめて、お金をためて、新しいグランドピアノを買おうか…


と考えることもありますが、


最近、ピアノ防音室を作って300万円ほどかかってしまいましたからね…


グランドピアノが買えるくらいの大金

 

 

防音室は新しいのができたけれど、ピアノが古いままという…


高額な防音室を作ったせいで新しいピアノが買えないという…


よく考えると、なんかおかしなことになってますが。。


でも、わたしの住んでいる環境では、防音室なしでグランドピアノを何時間も弾くのは無理ですから…

 

ほんと、ピアノって、

お金持ちしか弾くことができないものなのかと思うと、なんだかな〜と思ってしまいます。。

 

まあ… まわりに家が建っていない田舎に住んでいれば防音室などいらないでしょうけどね。

 


30年以上前の古いピアノでも、いまはピアノが思い切り弾けて幸せです♪


幸せというか…生きがい、生きる意味をピアノを弾くことで感じています。


最近は1日に4時間くらい弾くこともよくあります。

 

 

ピアノのクリーニングをしてもらったので、またしばらくはピカピカのピアノで気持ちよく弾けます♪


古いけど 表面はピカピカで美しいピアノ

 

弦とか鍵盤とかハンマーなど 古くて気になってはいるので、

 

そのうち、オーバーホールにするのか

中古を購入するのか 新品を買うのか

調律師さんの話しを聞いたりして また考えたいと思います。