5月初旬、京都市山科区にある随心院(ずいしんいん・隨心院)に行ってきました。
今年はコロナの外出自粛で初詣にも行ってなくて、桜も見に行ったりしていないのですが、
近々行わなければいけない大事な予定のことで神社かお寺にお参りしてお願いしておきたいことがあったので、今の季節 観光客があまり多くなさそうな随心院へ行くことに。
ゴールデンウィークのせいか、随心院へ行くまでの道路は車が多く かなり渋滞していましたが、随心院に行ってみると、人が少なく、ゆっくりと落ち着いて観ることができました。
随心院には無料の大きな駐車場があり、その駐車場には車が3分の1くらいとまっていました。
随心院には梅園があり、2月か3月頃には梅の花が見頃になって多くの観光客が来られると思いますが、
今の5月の季節は新緑がとても美しく、ツツジの花がきれいに咲いていました。
小野小町 歌碑
十二単衣を着た小野小町の姿が美しい
後ろ姿で顔はよく見えませんが…
紅い梅の花の中に絶世の美女といわれた小野小町が描かれた可愛い絵馬
随心院の拝観入り口
靴をぬいで建物の中に入ります。
靴は靴箱に入れるようになってました。
靴下を履いていたので、足の裏が冷たくなくてよかった…
拝観料を払い、中へ
絶世の美女と謳われた小野小町の一生を描いた作品
極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)
色鮮やか
この極彩色梅匂小町絵図の柄の御朱印帳が売店で販売されていて、とてもきれいでした。
室内から見える庭園の新緑がとても美しいです。
建物がとても古く、歩くと床がミシミシとなるのですが、すごく静かで、緑豊かな庭園を眺めていると心が落ち着きました。
小野小町さまは綺麗な着物を着て この庭園を歩かれたりしていたのかな と想像しながら見学していましたよ。
随心院の庭園では、和装(着物姿)で結婚式の写真を撮られている方を見ました。
ショウブか あやめか わからないですが、お庭にきれいに咲いていて、心がなごみました。
お天気がとても良い日で、新緑がほんとに美しい。
拝観したあとは、建物を出て、
敷地内にある化粧の井戸(けわいのいど)へ行ってみました。
化粧の井戸は小野小町の屋敷跡に残る井戸
梅園の横を通って行きます。
5月の梅園はこんな感じ
青々としています。
化粧の井戸に行ってみると、竹藪の中にあり、薄暗くて なんか怖い感じがしました…
晴天ですごく明るい日だったのですが、化粧の井戸のあるところは暗くて、まわりに誰もいなかったら 怖くて行きにくいなと思いました。
風が吹くと、竹と竹がぶつかる独特の音がします。
背中が寒くなる感じでゾゾっとしたため、早めにその場所から離れることに…
化粧の井戸を観たあとは、また梅園の横を通り、駐車場へ
随心院では5月2日に手作り市の開催が予定されていたようですが、新型コロナで中止となっていました。(緊急事態宣言中でした。)
手作り市は来月も開催される予定みたいですが、どうなりますでしょうか… はやく感染が落ち着いてくれればいいなと思います。
5月の随心院は新緑が美しく、とても静かで、心が落ち着いて癒されました。