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電子ピアノ Roland(ローランド)FP30を弾くメリットやデメリット。口コミ

電子ピアノ(デジタルピアノ)

Roland ローランドFP30を購入して半年ほど弾いています。

 


ピアノはグランドピアノを持っていて、

いまはちょっと家の事情でグランドピアノが弾けないため電子ピアノを購入しました。


また何ヶ月後かにグランドピアノが弾けるようになるまでの仮の練習用ピアノとして電子ピアノを購入したのですが、結構満足して弾いています。

 

 

電子ピアノRoland ローランドFP30

 


半年ほどRoland ローランドFP30の電子ピアノを使用した感想などについて書きたいと思います。

 

 

ローランド 電子ピアノ

 

 

  

電子ピアノ ローランドFP30を購入した理由

いろいろある電子ピアノの中でローランドFP30を購入することに決めた理由は、

価格が安過ぎず高過ぎずで、評判が良い電子ピアノだったから。


いくら仮の練習用ピアノといっても、値段があまりに安い電子ピアノは音や鍵盤の弾き心地の満足感が低くて 弾いていて楽しくないだろうと思いました。


価格が高い電子ピアノはアコースティックピアノにより近い鍵盤のタッチや音色などが表現できるのかもしれないと思いますが、


でも、わたしの場合はあくまでも仮の短期間での練習用ピアノのつもりで購入を考えていたため、そんなに高価な電子ピアノは必要ないと思いました。

 


ローランドFP30はペダルやスタンド(台)、ヘッドホンなども含めて8万円ほどだったと思います。

(半年ほど前なのでうる覚え…笑) 

 

楽天で購入。

楽天ポイントがたくさんついてお得に購入できました。

 

 

価格のことだけで選んだのではなく、YouTubeなどでローランドFP30の音を聴いて、他の電子ピアノと比べて好みの音だったので購入することにしました。

 

 

それから、幅1,300mm×奥行き284mm

軽量のコンパクト・ボディというのも私の考えていた条件にピッタリでした。


いまリビングにローランドFP30を置いていて、そんなにジャマにならない大きさで圧迫感を感じません。

 

 

色は白、ホワイトを購入。

白い電子ピアノ、きれいです。 

 

 

 

ローランドFP30を弾いた感想・口コミ

ローランドFP30の説明書

 

 

ローランドFP30は半年ほど弾いています。


弾いている曲は、クラシック曲やディズニーの曲、癒しの曲など。

 


これまでずっとグランドピアノを弾いていて、電子ピアノは弾いたことがなかったため、電子ピアノの弾き心地はどうなのかな〜 

やっぱりイマイチかな…

と想像していましたが、実際に弾いてみたら思っていたよりも大分良かった。

 


わたしは音大のピアノ科卒で、ピアノはこれまで結構たくさん弾いてきたのですが、ローランドFP30を弾いてみて、その音や鍵盤の弾き具合(タッチ)にびっくりしました。


昔、楽器店でちょこっと電子ピアノを弾いてみたことがあって、その時の電子ピアノとは全然ちがっていて、電子ピアノはいまかなり進化して良くなっているんだなと驚いています。

 

 

音色

ローランドFP30は音色が好きです。

アコースティックピアノに似た音色


アコースティックピアノのような音の深みや響きはないけれど、でも、ドビュッシーやショパンの曲などを弾いても それなりに満足して弾けています。


クラシック曲はやっぱりアコースティックピアノで弾くほうがよくて、ローランドFP30では表現できることに限界がありますが、

ポップスやディズニー曲、癒しの曲などはとても良い感じに弾けて、満足感が高いですよ。

 

ピアノを始めて間もないような方でも簡単にきれいな音が出せると思います。

 

 

ローランドFP30の音色は何種類かあるのですが、ピアノの音色パターンを全部聴いてみたところ、普段弾く練習では最初に設定されていた音色が良いように思ったので、その音色でずっと弾いています。

 

 

鍵盤のタッチ

ローランドFP30の鍵盤のタッチも、想像していたよりも良かった。


いまコロナで、楽器店に行って電子ピアノを弾くのも心配なため、弾いてみることなくネットで購入したのですが、

 

お家にローランドFP30が届けられて、恐る恐る弾いてみたら、昔 楽器店で少しだけ弾いた電子ピアノのタッチとは全然違っていて、アコースティックピアノに近い感じで弾けています。

 


わたしの家にあるグランドピアノは鍵盤が重いピアノなんですが、ローランドFP30はそれと同じくらいの鍵盤の重さで、ちょっとびっくりしました。


電子ピアノの鍵盤は軽くて浅いようなイメージがあったので…


ローランドFP30の場合、鍵盤の重さ感は調節できるようになっています。


わたしは初期の設定のままで使っています。


もしかしたら、電子ピアノの鍵盤は軽いというイメージがあって弾いたから、それで重く感じたのかもしれません。


いまは慣れて そんなに重く感じません。

 

 

鍵盤については、ローランドFP30の鍵盤は表面が少し高級感のある感じで、それも好きです。

 

 

 

 

 

 

音の大きさが調節できて便利

いまは仮のマンション住まいで、大きなピアノを弾くのが難しいため、電子ピアノを購入したのですが、ローランドFP30は音の大きさを調節できて、マンションでも弾きやすいです。

 

ローランドFP30のボタン部分と鍵盤

 


ヘッドホンも一緒に購入しましたが、ヘッドホンなしで音を出して弾いていても お隣の部屋にはほとんど聴こえていないようです。


周りの部屋にどれくらい聞こえているのかはわかりませんが、お隣の方と何回かお話しをしてもピアノのことは何も言われないので、音が全く聞こえていないのかもしれません。

 


最初はローランドFP30の音を中くらいの大きさの設定で弾いていて、その音は普段テレビを観ている音の大きさよりも小さくて、ピアノの音が少し小さめだったので、いまは中よりもひとつ大きい音に設定して弾いています。

 

 

アップライトピアノでは弦の入っている部分が大きいので、その大きな面から壁や床に伝わり、隣の部屋まで大きく聴こえてしまうことがよくありますが、


いま使用しているローランドFP30はアップライトピアノよりも小さめの音で弾いていて、置いているスタンド(台)の脚も大分細く、周囲の部屋まで音が大きく伝わらないのではないかなと思います。


でも、大きな音で弾いたり、建物の状況によっては周りに音が響いてしまうことがあると思いますので、それは注意したほうがいいですね。

 

 

ローランドFP30を置くスタンド

スタンドのことが出てきましたので、購入したスタンドのことを少し書きたいと思います。


ローランドFP30と一緒に購入したスタンドは、同じローランド製のKS-12というスタンドです。

 

Roland FP30のスタンド

 


お家にアコースティックピアノを持っていなくて電子ピアノだけで弾くのでしたら、もう少ししっかりと支えられるようなスタンドにしたと思いますが、グランドピアノを持っていて、いまはできるだけ部屋にコンパクトに置きたかったため、KS-12のスタンドにしました。

 

 

 

スタンドはできるだけコンパクトなタイプが欲しかったため、最初、別のメーカーのX型になっているものも検討しましたが、X型は弾いているときに脚が当たるような気がして、それで真ん中が空いているタイプのスタンドを選びました。

 

 

KS-12は、細い4本の脚で重い電子ピアノを支えるため、強度的にどうなんだろう 大丈夫かなと心配でしたが、いまのところ結構しっかりと支えられているようです。


ただ、やはり、バンバン激しく弾くようなときには、電子ピアノが前後に揺れていて、安定があまりよくないです。弾きにくいです。


今のところ、激しく弾いて電子ピアノが落ちそうになったことは一度もないですが、電子ピアノである程度本格的に練習したいというときには、ローランド製 KSC-70など もっとしっかりと支えられそうな、揺れが少ないスタンドがよさそうと思います。

 

わたしの場合は、コンパクトに部屋に置きたい、簡単に引っ越しできるように大きい物は必要ないと考えていたため、KS-12でよかったです。

 

 

 

 

ローランドFP30を使っていて不満なこと・デメリット

ローランドFP30は現在ほぼ満足して弾いていますが、不便だったり、あまりよくないなと思うこともあります。


音色やタッチなどは、この価格でこの品質はすごいと思っていて、価格なりの満足感が高いです。

 

普段ローランドFP30を弾いていて不便だったり困るのは、電子ピアノはだいたいどれも同じなのかもしれませんが、

 

譜面立てがお粗末というか…

楽譜がしっかりと支えられなくて困ります。


譜面立てにのせた楽譜がすべってしまうこともよくあり、いまは基本的に楽譜を大きめのクリップで譜面立てと一緒にとめて、楽譜がずり落ちないようにしています。

わたしの場合はクリップ必須

 

譜面立てが薄くて軽く簡単な作りなので、ベートーベンの分厚いソナタ集の楽譜などを置くと とても不安定な感じで、それが気になって落ち着いて弾いていられない感じ…

大きいクリップなどでとめておいたら ほぼ大丈夫ですが。

 

 

譜面立ての高さも、位置が低くて、長い時間楽譜を見ながら弾いていると首・肩のあたりが疲れてきます…


アップライトピアノよりももっと下のほうに譜面立てがあり、

顔を下のほうにずっと向けていなくてはならなくて、

スマホっ首ではないですが、

ピアノっ首とかになりそうですよ… 笑

 


グランドピアノの譜面立てに慣れているせいか、ローランドFP30は譜面立ての位置が低いなと感じます。


電子ピアノはどれもそんな感じかもしれませんが。

 

 

譜面立ての位置が低くて 楽譜が鍵盤近くにあるため、ページをめくったときに楽譜の紙が浮いていると、弾いている手に紙が当たってしまうことがあるため、そのことに気を使わないといけなくて、弾きにくくなることがあります。

 


そのほかに不便なことといえば、

ペダルは3本ではなく1本のものを購入して、ペダル自体はちゃんと使えていますが、ペダルを使っているうちにそのペダルがだんだん後ろのほうに下がっていって、足が届かなくなってしまうので…笑 そうなると かなり困ります。

しょっちゅうそうなっていますよ。笑

 

このことについては、ペダルの下にすべり止めのマットなどを置けば大丈夫だと思いますけどね。

 

Roland ローランドFP30のペダル

 

 

不満なことはこんなことくらいで、他はほぼ満足して楽しく弾いています。

 

 

Roland(ローランド)FP30X

 

 

 

 

kyoto888.hatenablog.com

 

 

ローランドFP30で使用しているイスや電気代のことなど

ローランドFP30を弾くときに使っているイスは、グランドピアノを弾くときに使用している背もたれのないイスを使っています。


ピアノ演奏会などでよく使われているような高さが調節できるピアノ用のイスですが、ローランドFP30では、そのイスを一番低い高さに設定して弾いて それでちょうどよいかな〜という感じです。


イスにクッションなど置きたいときには座ったときの高さが高くなってしまい弾きにくくなるので、もう少し低いイスのほうがいいなと思います。

 


半年ほど前まではグランドピアノで弾いていましたが、ローランドFP30の電子ピアノで弾くようになってから電気代はそれほど高くなったような感じはしないです。


使用時間は、現在は1日2時間〜3時間弱くらい

週に5日ほどです。

 

 

これまでアコースティックピアノでずっと弾いていたので、ローランドFP30で弾くときに、たまに電源につなぐのを忘れて、弾き始めに音がでない… ということもあり、電源に繋がないとピアノが弾けないというのがちょっと面倒に思ってしまうこともあります。

 

 

本音は、ショパンやドビュッシー、ラフマニノフなどを弾くときに電子ピアノでは限界があるので はやくグランドピアノで弾きたいなと毎日思っていますが、でも、このローランドFP30の電子ピアノがあることによって、仮のマンション住まいでもピアノが練習できているので助かっています。

 

 

いまわたしはクラシック曲やポップス、癒しの曲など弾いていて、電子ピアノを弾くときは必要最小限の機能だけ使用していますが、


ローランドFP30は演奏を録音したり、音の明るさや響きを調節できたり、さまざまな使い方ができる電子ピアノで、いろいろ楽しめていいと思います。

 

次に引っ越したときにはグランドピアノが弾けるようになっている予定ですが、その場合でも、ローランドFP30は何かの役に立ちそうですし、家に置いておきたいなと思っています。